ビタラとは
ビタラとは、ドイツのバイエル社が製造したED治療薬「レビトラ」のジェネリックです。
インドの製薬メーカーである「Signature(シグネチャー)社」が製造販売しています。
主成分はレビトラと同じ「バルデナフィル」です。
血管を拡張することで勃起しやすくなり、ED(勃起不全)改善に期待できます。
ビタラの効果
ビタラは「勃起機能」を正常化させる効果があります。
ビタラを服用すると、勃起に必要不可欠な「サイリックGMP」が増加するからです。
通常なら性的興奮を感じると、サイリックGMPが増加します。
ですがEDになると、性的興奮を感じてもサイリックGMPは増加しません。
増加しないだけではなく、「PDE5」という勃起できなくなる成分が増加します。
上記のことを簡単にまとめると、以下のようになります。
・EDになる→PDE5が多い状態
・勃起できる→サイリックGMPが多い状態
ビタラは「サイリックGMPを増やすことで勃起機能が正常化する」ので、EDの方はビタラを服用しましょう。
勃起機能が正常化することで、「軽度のED」なら数回の服用で改善することもあります。
ビタラの特徴
ビタラには、「発現時間(効果が出るまでの時間)が早い」という特徴があります。
どのくらい発現時間が早いのか、国内で承認されているED治療薬と比較してみました。
■各ED治療薬の発現時間
・バルデナフィル(レビトラの有効成分)
→服用後「10分~30分」程度
・シルデナフィル(バイアグラの有効成分)
服用後「30分~1時間」程度
・タダラフィル(シアリスの有効成分)
服用後「30分~2時間」程度
上記からわかるように、発現時間はレビトラが一番早いです。
つまりレビトラのジェネリックであるビタラも、発現時間が早いと言えます。
発現時間が早いことから、ビタラは「外出先」で利用する方が多い傾向にあります。
ビタラの副作用
ビタラ(バルデナフィル)は、以下のような軽い副作用が主に出ます。
1、頭が痛くなる
2、鼻づまりや鼻水
3、ドキドキが激しくなる
4、胃もたれする
5、嘔吐しそうになる
6、体や顔が熱くなる
7、目まいがする
上記の副作用が出たら、「ビタラが効きはじめている証拠」だと思ってください。
勃起機能を正常化させるため、体内で「勃起の準備」をしている最中です。
また以下のような、重い副作用が出ることもあります。
・勃起持続症(勃起が4時間以上続く)
・視力障害(急激な視力低下、失明)
上記の副作用が出たら、様子は見ないですぐに救急車を呼びましょう。
早く診察してもらわないと、後遺症が残ることもあります。
ビタラの飲み方
ビタラを服用する際は、必ず「空腹状態」で服用しましょう。
空腹状態で服用すると、ビタラの有効成分を効率よく吸収できます。
ですが空腹状態ではない時に服用すると、胃の中の油が吸収を邪魔するので効果が半減することもあります。
どうしても食後に服用したい方は、以下のような「あっさりした食事」にしましょう。
・うどん、そば
・刺し身(マグロの赤身、たこ、甘えび等)
・お肉(鶏ささみや牛ヒレ等)
上記のような食事をすることで、胃の中に残る油が少なくなります。
またあっさりした食事とはいえ、食後すぐの服用はNGです。
胃の中の食べ物が吸収を邪魔するだけではなく、便として一緒に排出される可能性もあります。
したがって食後2時間~3時間経過したら、ビタラを服用しましょう。
ビタラの注意点
ビタラの注意点は、以下のようなものがあります。
・併用禁忌
・併用注意
・その他の注意点
現在薬を服用している方は、しっかりと読んで理解しておきましょう。
併用禁忌
併用禁忌とは、「ビタラと一緒に服用できない薬」のことです。
併用禁忌は、以下のようなものがあります。
・亜硝酸アミル
・ニコランジル
・ニプラジロール
・イトラコナゾール
・ニトログリセリン
・一硝酸イソソルビド
・ジソピラミドリン酸塩
・ニトロプルシドナトリウム
上記の薬を服用している方は、絶対にビタラを服用してはいけません。
併用禁忌は上記以外にもたくさんあります。
上記の薬を服用していなくても、何かしらの薬を服用している方は医療機関で必ず相談しましょう。
併用注意
併用注意とは、「注意すればビタラと一緒に服用できる薬」のことです。
併用注意は、以下のようなものがあります。
・ウラピジル
・ナフトピジル
・リファンピシン
・ボセンタン水和物
・タムスロシン塩酸塩
・プラゾシン塩酸塩錠
・ドキサゾシンメシル酸塩
・アムロジピンベシル酸塩
併用注意は上記だけではなく、他にもたくさんあります。
誤って併用注意を服用しないよう、医療機関で必ず相談してから服用しましょう。
その他
ビタラを連日で服用する際は、必ず24時間以上あけてください。
ビタラは1日1錠と決まっています。
1日に2錠以上服用すると、深刻な副作用が出ることもあります。
また連日の服用でも、ビタラの効果は薄れないのでご安心ください。
ビタラの有効成分「バルデナフィル」の臨床試験で、連日服用しても「初回服用時と同様の効果がある」と報告されています。
ビタラの通販
ビタラはインドでしか製造販売されていないので、個人輸入でのみ入手できます。
個人輸入とは、「自分で利用するために海外の通販サイトで購入し輸入する」ことです。
個人輸入は英語や貿易の基礎知識が必要なので、知識がない方だと非常に難しいです。
ですので「お薬なび」のような、「個人輸入を代行してくれるサイト」を利用する方が多い傾向にあります。
お薬なびだと、ビタラ(20mg)は以下の価格で販売されています。
・10錠:1,900円(1錠190円)
・30錠:5,130円(1錠171円)
・100錠:15,200円(1錠152円)
ビタラは「知名度が低い」ですが、「在庫切れになる心配」はありません。
常に購入できるメリットがあるので、同じ商品を使い続けたい方はバリフがオススメです。
現在ビタラを販売しているのは、お薬なびだけです。
お薬なび以外で販売している場合、そのサイトおよびビタラは偽物の可能性があります。
ですのでビタラを購入する際は、必ずお薬なびから購入しましょう。