レビトラとは
レビトラ(バルデナフィル)とは、ドイツのバイエル社が製造販売しているED(勃起不全)治療薬です。
レビトレは効果が出るまでの時間が短く、他のED治療薬より硬く勃起できる特徴があります。
この記事では「効果」や「副作用」、「ジェネリックの種類」などレビトラに関する情報すべてを解説しています。
レビトラの効果
レビトレには「勃起しやすくなる」効果があります。
レビトラを服用して勃起しやすくなる理由は、以下のように「勃起させる成分」を活性化させるからです。
■レビトラの効果
「勃起させる成分」を作り活性化させる
↓
「勃起させない成分」の働きを弱める
↓
陰茎付近の筋肉がゆるむ
↓
血管が広がり血液量が増える
↓
陰茎に血液がたくさん送られ勃起しやすくなる
EDになると「勃起させる成分」が活性化せず、「勃起させない成分」が活性化します。
したがって性的刺激があっても、勃起できないというわけです。
つまりレビトラの効果をまとめると、以下になります。
・勃起させる成分を活性化させる
・勃起させない成分の働きを弱める
・血管を広げて陰茎にたくさん血液を送る
上記のことから、レビトラを服用することで勃起しやすくなります。
レビトラの特徴
レビトラには2つの特徴があります。
1、服用してから効果が出るまでの時間が短い
2、他のED治療薬と比較すると「硬さ」が出やすい
レビトラは服用してから、「15分~20分」程度で効きはじめます。
バイアグラやシアリスは「30分~60分」かかるので、レビトラは「即効性」があるED治療薬です。
またレビトラの効果が一番強く出るのは、「服用してから45分後」なので性行為の30分前に服用しましょう。
またレビトラは他のED治療薬と比較すると、硬さが出やすいです。
硬さが出やすいため刺激に強くなり、挿入時間が長くなるデータが公表されています。
上記の理由からEDの方だけではなく、「性行為の時間を長くしたい」方も多く利用しています。
レビトラの副作用
レビトラの副作用は、以下2つに分類できます。
・引き起こしやすい副作用
・重篤な副作用
安全にレビトラを服用するため、どのような副作用が出るのかしっかり理解しておきましょう。
引き起こしやすい副作用
レビトラの「引き起こしやすい副作用」は、以下のようなものがあります。
1、ほてり
2、頭痛
3、鼻詰まり
4、消化不良
5、めまい
6、動悸
7、吐き気
1~5は「平均1%~10%」、6と7は「平均0.1%~1%未満」の確率で起こります。
上記の副作用は、勃起させる成分が作られ「血管が広がっている」ことで起こる副作用です。
つまりレビトラの有効成分が体内に吸収された証拠なので、深刻な問題はありません。
また以下の症状が強く出ることもあるので、我慢できない方は薬を飲みましょう。
・頭痛(バファリンなどの頭痛薬)
・消化不良(ビオフェルミンなどの整腸剤)
上記の薬はレビトラと併用できるので、万が一のためしっかりと覚えておきましょう。
重篤な副作用
レビトラの「重篤な副作用」は、以下のようなものがあります。
・心臓発作
・突然の難聴
・持続勃起症(勃起が4時間以上続く)
ほとんど出ない副作用ですが、副作用の症例として報告されています。
「ただの副作用」と勘違いして、様子を見ることはやめてください。
様子を見ている間に悪化する可能性があります。
上記の副作用が出たら、すぐに医療機関で診察してもらいましょう。
レビトラの飲み方
レビトラを服用する際は、脂質が高い食事をなるべく避けましょう。
海外の実験で「食後すぐの服用でも効果は変わらない」というデータがあります。
ですが上記の実験は「脂質が3割の食事」の場合なので、脂質が高い食事だと影響が出るかもしれません。
したがって「中華料理」や「焼き肉」など、脂質が高い食事は避けましょう。
「そば」や「日本食」など、脂質が低い食事が理想です。
またレビトラを服用する際は、お酒を控えてください。
海外の実験で「アルコールと一緒に服用しても効果は変わらない」というデータがあります。
つまりお酒を飲んでも、「レビトラの効果はある」ということです。
ですがアルコールを摂取すると、勃ちが悪くなるのでレビトラの効果が弱まります。
レビトラの効果を最大にするため、レビトラを服用する際はアルコールを控えましょう。
レビトラの注意点
レビトラの注意点は3つあります。
1、併用禁忌
2、併用注意
3、その他の注意点
上記の注意点を理解しておかないと、運が悪ければ死に至るケースもあります。
薬を服用中の方は、しっかり確認しておきましょう。
併用禁忌
併用禁忌とは、レビトラと併用してはいけない薬のことです。
レビトラの併用禁忌は、以下のようなものがあります。
■併用禁忌と症状
・硝酸剤およびNO供与剤
血圧が下がりすぎてしまう
・リオシグアト
薬の影響で低血圧になることがある
・CYP3A4を阻害する薬剤
レビトラの有効成分が強く出すぎる
・クラスIA(III)抗不整脈薬
脈がゆっくりになったり早くなる
突然死の可能性もある
上記の併用禁忌薬を服用している方は、絶対にレビトラを服用してはいけません。
併用注意
併用注意とは、注意すればレビトラと併用できる薬のことです。
レビトラの併用注意は、以下のようなものがあります。
■併用注意と症状
・α遮断薬
低血圧になることがある
・カルペリチド
血圧が下がりすぎてしまう
・CYP3A4を誘導する薬剤
レビトラの有効成分が弱くなってしまう
上記の併用注意とレビトラは併用可能ですが、服用する前に必ず医師に相談してください。
「服用しても問題ない」と診断された場合のみ、レビトラを服用しましょう。
その他
高齢者(65際以上)が服用する場合、必ず「5mg」から服用しましょう。
「有効成分の吸収量が1.3倍になり副作用が強く出る」データが公表されています。
高齢者の方の最高容量は「10mg」です。
10mg以上服用すると深刻な副作用が出ることもあります。
ですので絶対に、10mg以上服用してはいけません。
また肝臓に障害がある方も、有効成分の吸収量が多くなってしまいます。
したがって肝臓に障害がある方も、最高容量は「10mg」です。
レビトラの入手方法
レビトラの入手方法は2つあります。
1、医療機関で処方
2、個人輸入による通販
詳しく一つずつ解説していきます。
医療機関で処方
医療機関で処方のデメリットは、「自由診療で価格が高い」ことです。
EDの薬や診察は保険が使えないので、以下の項目すべてが10割負担になります。
・レビトラ代:1,200円~1,750円
・診察料:1,000円~2,000円
・検査料:3,000円~10,000円(初回のみ)
・処方料:1,000円~2,000円
人によって1ヶ月の服用量は変わりますが、1週間に2錠服用する方が多いです。
1週間に2錠ペースで服用すると、「レビトラ代だけ」で以下のお金がかかります。
・1週間(2錠):2,400円~7,000円
・1ヶ月(8錠):9,600円~14,000円
・3ヶ月(24錠):28,800円~42,000円
・6ヶ月(48錠):57,600円~84,000円
・1年間(96錠):115,200円~168,000円
上記の金額にプラスして、毎回「診察料」などがかかります。
医療機関でレビトラを処方してもらうのは、「お金がかかる」ことを理解しておきましょう。
医療機関で処方のメリットは、「レビトラを服用できるか確認できる」ことです。
副作用のリスクはなくなりませんが、「体質的に服用できるか」がわかります。
また医師に相談ができるので、悩みや不安が解消されます。
「医師に相談してから服用したい」方は、医療機関で処方してもらいましょう。
個人輸入による通販
個人輸入による通販のデメリットは、以下のように「怪しいサイトが多い」ことです。
・レビトラの偽物を販売している
・お金だけ払わせて商品を送らない
・個人情報を悪用される可能性がある
ですので以下のように、「販売実績が多くて信頼できる通販サイト」で購入しましょう。
・お薬なび
・ベストケンコー
・オオサカ堂
・あんしん通販マート
上記4サイトで購入すれば、騙されたり偽物を買わされる心配はありません。
個人輸入による通販のメリットは、「楽に購入できて価格が安い」ことです。
医療機関での処方と違い、以下の費用しかかかりません。
・商品代(輸入のため消費税がかからない)
・送料(サイトによって無料)
・サーチャージ代(ない場合がほとんど)
また以下のように、購入が非常に簡単です。
・処方せんがいらない
・好きな時に購入できる
・スマホで3分以内
レビトラを一番安く購入する方法は通販サイトです。
ですので「少しでも安く購入したい」方は、通販でレビトラを購入しましょう。
レビトラの偽物
レビトラの偽物は、以下のような特徴があります。
・オレンジの丸い錠剤じゃない
・PTPシートにバーコードがない
・BAYERと錠剤にマークされていない
・錠剤に5、10、20というマークがない
・PTPシートに「LEVITRA」と記載されていない
偽物を購入している方は、ほとんど怪しい通販サイトで購入しています。
つまり「怪しくない通販サイト=信頼できる通販サイト」で購入すれば、偽物を買うことはありません。
現状で信頼できる通販サイトは、以下4つです。
・あんしん通販マート
・ベストケンコー
・お薬なび
・オオサカ堂
偽物の特徴を覚えることも重要ですが、偽物を販売していないサイトを覚える方が重要です。
ですので通販でレビトラを購入する方は、必ず上記の通販サイトから購入しましょう。
レビトラジェネリック一覧
レビトラのジェネリックは、以下のようなものがあります。
1、バリフ
2、ジェビトラ
3、サビトラ
4、ビタラ
5、レビスマ
レビトラのジェネリックはすべて外国製です。
外国製でもレビトラと同じく、高品質なのでご安心ください。
バリフ
レビトラのジェネリック「バリフ」には、以下のような特徴があります。
・メーカー:アジャンタファーマ社
・レビトラのジェネリックの中で一番人気がある
・価格:20mg(152円~)
バリフはインドにあるアジャンタファーマ社が製造しています。
「バイアグラ」や「シアリス」のジェネリックも製造しているので、アジャンタファーマ社は実績があり信頼できる製薬メーカーです。
バリフはレビトラと同じ有効成分「バルデナフィル」が含まれています。
つまりレビトラと同等の効果があります。
レビトラと同等な効果がある上に10分の1の価格なので、レビトラからバリフに乗り換えている方が多いです。
軽度のEDなら10mgで充分なので、20mgを購入し半分に割れば「1錠70円程度」で服用可能です。
またバリフは錠剤タイプだけではなく、「バリフゼリー」というゼリータイプのジェネリックも販売しています。
バリフゼリーには、以下のような特徴があります。
・錠剤より吸収が早い
・服用に水が必要ない
・持ち運びに優れている
主に外出先で服用する方は、バリフではなくバリフゼリーがオススメです。
ジェビトラ
レビトラのジェネリック「ジェビトラ」には、以下のような特徴があります。
・メーカー:サンライズレメディーズ社
・60mgまで販売している
・価格:20mg(210円~)、40mg(259円~)、60mg(324円~)
ジェビトラの特徴は、60mgが販売していることです。
ピルカッターで割って服用すれば、以下のようにコスパよく服用できます。
・10mgの服用なら6錠分
・20mgの服用なら3錠分
コスパを重要視するなら、ジェビトラを購入しましょう。
サビトラ
レビトラのジェネリック「サビトラ」には、以下のような特徴があります。
・メーカー:サバメディカ社
・レビトラのジェネリックの中で最安
・価格:146円~(20mg)
ザビトラはジェネリックの中で、1錠あたりの価格が最安です。
価格は安いですが、品質が低いわけではありません。
利用者の評価も高くリピーターが多いので、高品質なジェネリックと言えます。
ビタラ
レビトラのジェネリック「ビタラ」には、以下のような特徴があります。
・メーカー:シグネチャー社
・レビトラと同等の効果がある
・価格:152円~
ビタラは良い意味で癖がなく、悪い意味で特徴がないジェネリックです。
知名度が低いせいか利用者は少ないですが、ビタラはレビトラと同等の効果があります。
品質・効果ともレビトラに引けを取らないので、服用する価値はあります。
レビスマ
レビトラのジェネリック「レビスマ」には、以下のような特徴があります。
・メーカー:レクメズ社
・日本人が監修している数少ないジェネリック
・価格:10mg(315円~)、20mg(315円~)
レクメズ社は日本人が監修しているので、日本人の体質に合いやすいジェネリックを製造しています。
「日本人が監修している」という理由から、レビスマはバリフの次に利用者が多いです。
1錠毎にシートが切れるので、「持ち運びやすい」点も人気の理由です。